サーバーの選び方
ホームページを設置するにはサーバーが必要です。
多くのサーバーサービス会社がありますので、選ぶのにご苦労されているかもしれません。たとえば、サーバー選びの方法としては、次のものがあげられます。
光回線(Bフレッツ/TEPCO/USEN等)を会社事務所に引いただけでサーバーレンタル業務を行っている会社もあります。この場合には、安価な反面、回線が重かったり、次のようにセキュリティに問題があったりという欠点があります。
・セキュリティが確保された施設で運用されているか
上記のように事務所に設置されただけで入室管理がきちんとされていない、サーバーが施錠管理されていない、といった場合があります。この場合には、管理者以外の者がサーバーを覗いてしまったり、盗難のおそれがあったり、セキュリティに問題があります。
・電源設備は適切か
一般の事務所にサーバーを設置した場合には、電源設備が故障した場合、停電した場合、などの際に、発電装置をもっていないことがあります。したがって、運用の安定性に不安があります。
・耐震性の問題 サーバーの設置場所は、耐震性がきちんとなされている建物、設備である必要があります。一般の事務所の場合には、このような対処がなされていないことが多くみられます。
・外的なセキュリティをどう対処しているか ウェブサーバーは、公に公開されているコンピュータですので、世界中から攻撃を受ける標的になりやすいです。そのため、サーバーのセキュリティアップデートは、迅速に対応しなければなりません。サーバーのOSが古くなるとサポートの対象外となるため、アップデートが必要です。
残念ながら、そういったセキュリティ対応がとても悪いサービス事業者も多くみられます。
サーバーのセキュリティは、サーバーを借りたお客様だけでなく、そのサービスを受けた訪問者も3次被害を被るおそれがあります。ウィルスによる情報の漏洩も考えられるため、適切なセキュリティ対策がなされていなければなりません。
お客様のデータを、サーバー事業者がどのように預かっているか。また、できる限り無停止で稼動できるか。サーバー事業者をお選びの際には、このような点をご確認ください。
キーステージ21ホスティングサービスは
○ネットワーク設備:国内最大クラスの規模、品質を誇るデータセンター設備 173Gbps
○セキュリティが確保された施設:入室管理がなされた24時間365日の有人監視による施設
○電源設備:冗長構成の無停電電源装置と自家発電装置。
○耐震性:震度7の地震にも耐える耐震設計
○外的なセキュリティ:弊社エンジニアにより随時アップデートを行っています。
上記の通り適切な設備、対応で運営を行っております。
共用レンタルサーバー、仮想専用サーバー、専用サーバーの違いについて
サーバーのレンタルは、レベルに応じて3段階に分かれています。
1.レンタルサーバー(共用サーバー)
2.VPS(Virtual Private Server:仮想専用サーバー)
3.専用サーバー
この方法では、1台のサーバーコンピュータを複数人で共用しています。ウェブサイトにアクセスする利用者が大人数でなければ、このようなサービスでも大丈夫です。逆に、多くの利用者がアクセスするウェブサイトには不向きです。
また、共用サービスのため、ソフトウェアのインストールなどに制限があります。サーバセキュリティへの対処は、サーバー事業者側が行いますので、お客様の手間はあまりかかりません。
安価なサービスの場合、サーバーを共用する人数をかなり多く見積もって運用することで収益を確保しています。また、設備的にも、安価になものが多いようです。
したがって、アクセスが集中する時間帯にサーバー負荷が高くなり、とてつもなく重たくなることがあります。できるだけ共用人数の少ない、品質の高いサーバーをお選びください。
2.VPS(仮想専用レンタルサーバー)
VPS(Virtual Private Server)仮想専用レンタルサーバーは、1台のサーバーコンピュータを仮想的に複数台のコンピュータとして稼動させる仕組みです。
共用サーバーよりもアクセス数が必要で、なおかつ固定費を下げて、ウェブサイトを立ち上げたいお客様には、仮想サーバーのご利用をお薦めしています。
仮想専用サーバーは、専用サーバーとほぼ同じことができます。共用サーバーでは制限の多いソフトウェアのインストールも、仮想専用サーバーではご自由にできます。
仮想専用サーバー提供者側でインストールされているものは、サーバー提供者側により適宜アップデートがなされます。専用サーバーよりセキュリティの対応のコストも抑えることができます。
3.専用サーバー
専用サーバーは1台のサーバーコンピュータをお客様専用に貸し出し(もしくは持ち込み)、データセンター設備内に設置し、事業者が場所・回線・電源の提供をする仕組みです。
「仮想専用サーバーよりももっと高いアクセス数が欲しい」「グループウェアなどの業務上必要なソフトウェアを稼動されていて、作業が遅延することがないようにしたい」、このような場合に専用サーバーの利用が適しています。
専用サーバーでは、ソフトウェアのインストールなどをご自由にできます。
通常、サーバー提供者側からのセキュリティアップデートは行われないので、お客様がセキュリティ対応をする必要があります。(保守契約をされている場合は、サーバー事業者に保守をお任せする方がベストです。)
各サービスにおける想定アクセス数の計算方法
どのサービスプランを選べば良いか・・・という際には、
1秒間にどの程度のアクセスがされるかでご判断頂くとわかりやすくなります。
共用レンタルサーバー:400ユーザを収容するレンタルサーバ会社様の場合
最大600接続 / 400ユーザー = 1.5アクセス
サーバをレンタルしている契約者1人辺り、1.5アクセスを超えると、Webサーバーに遅延が発生し始める
※1アクセスを1秒間で処理できたと仮定
※動画や大きなデータを掲載しているユーザがいる場合、占有時間が増えるためアクセスできる総数が減ります。
弊社仮想専用サーバー:5ユーザーへの貸し出し
最大250接続 / 1ユーザー = 300アクセス
※1アクセスを1秒間で処理できたと仮定
※動画や大きなデータを掲載しているユーザがいる場合、占有時間が増えるためアクセスできる総数が減ります。
専用サーバー:サーバー占有
最大500接続 / 1ユーザー = 500アクセス
※1アクセスを1秒間で処理できたと仮定
※動画や大きなデータを掲載しているユーザがいる場合、占有時間が増えるためアクセスできる総数が減ります。
弊社はネットワーク・サーバといったインフラから、Webシステム・コンテンツ、業務フローに関わるアプリケーションと連動したシステムの開発まで、トータルで承っております。
どの程度の規模が必要になるかなどコンサルティングも承っておりますので、お気軽にご相談ください。